こんにちは、ゆうです!
私はWebデザインの勉強をして、晴れてフリーランスとしてデビューしました。
スクールに通っていたのですが、最近そこの卒業生が集まるイベントに参加させていただき、その時に同じフリーランスとして開業した元スクール生数名とお話させていただいて感じたことがあります。
それは、フリーランスを目指しているorフリーランスになっているにも関わらず、やっておくべき準備について知らない人が多い事。
私がやってきたことを話すと、「え、そうなの!?」と驚かれたことで、意外と知らない人も多いのだなぁと感じたため、今日はその内容についてまとめることにしました。
Webデザイナーとしてフリーランスになりたい!フリーランスになるために準備中!開業したばかり!という方はぜひ参考にしてみてください。
フリーランスになった方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
開業費にあたるものは全て領収書を保管
まずは開業費についてです。
開業費とはその名の通り、開業するために使った費用のことです。
何が開業費に当たるかというと、原則、開業のために使った費用全てです。
freee開業の基礎知識より引用
- 開業のためのセミナーへの参加費用
- 調査のための旅費、ガソリン代
- 通信費用
- 打ち合わせ費用
- 関係先への手土産
- 開業までの借入金利子
- 広告宣伝費
- パソコン購入費用
※ここに10万円以上するものは登録できません。10万円を超えるものは開業費ではなく、固定資産として登録しましょう。
つまり、パソコンなどの機器(10万円以下)はもちろん、Webデザインの勉強をするために通ったスクールの受講費や参加したセミナー代、そこに行くまでの交通費や、書籍、名刺などなど、開業費として認められるものはたくさんあります。
細かく調べるのは後でもいいので、とにかく領収書は全て取っておきましょう!!
例えばスクールの受講費など、言わないと領収書をもらえないパターンもあるので、ちゃんと請求しておくことが大事です。
開業費とすると何がよいのかというと、簿記上では開業費は繰延資産となります。全額開業年の費用とするのではなく、当年含め、翌年以降に減価償却(経費に)することができるのです。
大体、開業1年目というのは軌道に乗る2年目以降よりも売り上げが少ないことが多いでしょう。
つまり1年目は償却は0にし、2年目、3年目など、収入が増えたときに経費として落としていくのです。
税金は「収入ー経費=所得」の「所得」の部分にかかってきますので、経費が増えると税金は減ります。ということで節税効果があるということですね。
事業用クレジットカードと口座を作っておく
クレジットカードと口座は、プライベートで使っているものと分けた方が良いです。
なぜなら、後述する会計ソフトを使用したときに、同期して超簡単に帳簿を付けられるようになるからです。プライベートとごちゃ混ぜにすると大変なことになります。。。。
銀行口座はだれでも作れますが、クレジットカードは基本審査があります。もしあなたが現在働いていて、退職してフリーランスになる場合は、会社員である今の方が審査も通りやすくなります。(開業後はきちんと登録情報を変更しましょう)
私は、開業前は専業主婦でしたので事業用にクレジットカードを作れるか不安でしたが、そのころちょうど楽天カードが2枚目を作れるようになったので、楽天カードの2枚目を事業用として作りました。
楽天カードは審査が通りやすいですし、ポイントが本当にザックザクたまるので死ぬほどおススメです(笑)
カードを作るときにポイントが5000ポイント~8000ポイント貰えますし、2枚目の場合も1/27までのキャンペーンで2000ポイント貰えます。
楽天カードのメリットとしては、ポイントがたまりやすいということもありますが、やっぱりポイントの使いやすさだと思うんですよね。
クレカのポイントってどれもある程度たまるんですが、だいたい使いにくいというか、めんどくさい。
私は楽天市場のヘビーユーザーだし、ガソリンスタンドなどでも使えるし、ポイントの使い道がありまくるので楽天ポイントをせっせと貯めています。ちなみに証券口座も楽天証券です。毎年30,000円分以上は余裕で貯まります。
話は逸れましたが、とりあえず1枚クレジットカードと、それから銀行口座も忘れずに作っておきましょう!!
フリーナンスかフリーランス協会に入る
開業してお仕事を始める前に、フリーナンスかフリーランス協会に入ることを強くおすすめします。
なんやそれと思ったと思いますが、下記にリンクを貼っておきます。
どうしてこれらに入会した方がいいのかというと、「賠償責任保険」に入ることができるからです。
例えば作ったデザインで、著作権侵害で損害賠償請求を受けたら?
納期が遅延してしまい、発注者から損害賠償請求を受けたら?
撮影中に物品を壊してしまったら?
金額は大小あるでしょうが、これらに対して無防備なのは、保険に入らず車を運転するようなものです。
万が一に備えて、是非入会を検討してみてください。
料金は、なんとフリーナンスは無料です。無料なのに最高5000万円の補償が付きます。
お仕事の入金を、フリーナンス口座を経由するだけでこの補償がうけられます。しかも経由されるだけなので最終的には自分の口座へ振り込まれます。
フリーランス協会は、年会費1万円がかかりますが、最高1億円の賠償責任補償が受けられます。
さらにフリーランス協会ではUdemyが無料で受けられたり(これは無料会員でも受講できます!)、健康診断や人間ドッグが安く受けられたり、法務税務の相談が無料だったりと、ベネフィットがもりもりあります。
また、どちらも所得補償に入るのに団体割引を適用してもらえます。
会社員と違い、フリーランスはケガや病気をしても傷病手当金は出ないので、こういう保険はありがたいですよね。

今すでにフリーランスで仕事を受けているけど、どちらにも入っていないよという方も、いつでも入会できますので是非ご検討ください。生命保険などと同じで、万が一が起きてから入会してもすぐに適用されるわけではありません(入会の翌月〇日から等)。何も起きていないうちに入るのが正解だと思います…!
会計ソフトを入れる
まず、開業時には開業freeeがおススメです。
開業届がすぐに作れますし、そのまま送ることもできますのでわざわざ税務署に行かなくて済みます。
そして実際に事業を開始すると、帳簿を付けていかないといけません。
簿記の知識がある方は自力でいけるかもしれませんが、会計ソフトがあると確定申告などもかなり楽に行えます。
私は簿記2級もっていますが、めんどくさかったので速攻で契約しました( ´∀` )
会計ソフトは、今はクラウドが人気ですよね。アップデートなども随時行ってくれますし、マイナンバーカードさえあればカードリーダーがなくても確定申告楽々ですし、例えばシェアNo1のfreeeではスマホでの操作も完全対応なので、もしパソコンを持っていない人でも使えて超絶便利です。

もう一つ有名なのは弥生会計でしょう。
こちらはシンプルで使いやすいのが特徴です。
1年間無償で試せるキャンペーンを行っているので、とりあえず試したいという方は弥生がおススメです^^

ちなみに、どちらも「2年間無料」というのは法人の場合ですのでご注意ください。
私は申し込み時点で気づきました・・
どちらも、見積書や請求書を簡単に作成できます。
とりあえずお試しで使うのはどちらも無料でできますので、是非試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、フリーランスを目指す方に知っておいてほしい、最低限の4項目について説明しました。
沢山勉強することもやらなければならない事も多い時期ではありますが、後々絶対に自分の利益になることばかりなのでしっかりと押さえておいてほしいと思います。