【業務委託元の本音】フリーランスコーダーが継続して仕事を受注するために大切なたった一つのこと

フリーランス

こんにちは、ゆうです。

私は現在、Webサイトのコーディングを生業としている在宅フリーランス主婦です。

全くの未経験でしたが、フリーランスとして働きだした初月から今まで、ありがたいことに月収としてはだいたい20万ほどを安定的に稼げています。

お仕事としては100%制作会社様からの業務委託案件です。

今日は沢山稼ぐ方法、ではなく、「どうすれば安定して稼げるようになるのか」ということについて書いてみたいと思います。

Webデザイナーフリーランスになった方法についてはこちらの記事をご参照ください。

継続で依頼したくなる人になれ

結論はこれです。

いくら制作会社に営業を頑張っても、継続案件をいただけなければずっと営業し続けることになります。そうなれば体力も気力も消耗してしまいますよね。

安定的に収入を得るためには、継続してお仕事をもらうことが一番です。

ではどうすれば継続的にお仕事をいただけるのでしょうか。

私は3社と業務委託契約を結ばせてもらっているのですが、皆さん口をそろえて同じことを言います。

今日はその内容を共有したいと思います。

技術は大事。でもそれだけではダメ

前提として、最低限の技術は必要です。

しかし、技術があるから継続してもらえるかというとそうではありません。

ハイスペックの人は継続してもらえる、未経験や駆け出しの人は継続してもらえない。

全くそんなことはありません。

私が思う大事なこと、それは

①社会人スキル

②愛社心

③話しやすさ

です。

順番に説明します。

社会人スキルはフリーランスには絶対に必要

社会人スキルというのは、社会人として当たり前に身についていなければならないスキルです。

  • 報告連絡相談をする
  • 時間や納期は守る
  • 丁寧な言葉遣い、丁寧な仕事をする
  • レスポンスはできる限り早くする

そんなの当たり前じゃん、と思いましたか?

私は「当たり前じゃん」と思いました。

しかし、制作会社さんに話を聞くと、これができない人がとても多いそうです。

例えば、出来ない事があるのにギリギリまで相談しない、であるとか、ZOOMなどの打合せの時に返事や相槌を打ってもらえなくて分かっているのか分かっていないのか分からない、そんな人が多いそうです。

また、メールを送っても返事をしない、遅い人は、信用を落とします。

その会社からお仕事を初めていただいて、一発目にこれをやってしまうと継続は難しいと思います。

大切なのは、いかに自分を信用してもらえるかです。

フリーランスでしかも在宅で仕事をしていると、日ごろの働きぶりは全く見えません。

また、実績があまりない未経験や駆け出しの人は、信用はゼロに等しいです。

だからこそ、当たり前のことを当たり前にやることがあなたの信用に繋がるのです。

信用をゼロのままにするのか、マイナスにするのか、はたまたMAXにするのかは、出来上がった制作物だけでなく、完了するまでの過程をかなり見られているということを覚えておきましょう。

愛社心をもって仕事をすると喜ばれる

愛社心とはその名の通り、会社を愛する気持ちです。

その会社から案件をもらった以上、外注とはいえ、自分はそのプロジェクトのメンバーなんだという認識を持つことは大事です。

つまり、その会社にとって少しでも有益となるように立ち振る舞うべきです。

ちょっと抽象的過ぎて伝わらないかもしれないので具体例を挙げます。

例1)デザインではこのようになっていますが、ここはこうしときましょうか?と提案する

デザインを指摘する、という意味ではありません(笑)

例えば、お問合せフォーム1では〇〇という表示、お問合せフォーム2では内容は同じなのに△△という表示になっているから、〇〇に統一しましょうか?とか、

ここは指示がないですがこういうことですよね?とか、

ページが縦に長いので上に戻るボタン入れときましょうか?

などです。デザイナーさんの抜け漏れやミスをそっとフォローできると、デザイナーさんからの評価も上がり、今後の仕事もやりやすくなります。

例2)手順書を頼まれる前に作る

これはかなり喜ばれます。静的ページだとあまり関係ないですが、WordpressなどのCMSを使っている場合、どこになにがあるか、どのように更新したらよいかはパッと見ただけでは分かりにくいことがあります。ボリュームのあるサイトである場合に多いです。

CMSの構築方法は、ざっくりとした指示書はあれど細かく指示されないので自分で考えて組むことになります。ですので、制作会社さんもいくらプロとはいえ見ただけでその全容をきっちりと把握することは難しいですし、なにより時間がかかります。

人に余計な手間をかけないようにする配慮は、必ず相手に届きますし、一発目の仕事でこれをするときっと「できる人」認定してもらえます!!

例3)修正や更新をしやすくする

Webサイトというのは、最初に頂いたデザインがすべてではありません。

修正や更新が必ず行われます。

そんな時、いちいち自分のところに戻ってこないよう、ある程度柔軟に対応できるように構築しておくことが大事になります。

例えば、デザイン上は同じ高さのコンテンツが3つ横並びになっているとしましょう。

このようなよくあるデザインでも、配慮する箇所は沢山あります。例えば、

①投稿する写真の比率が変わった時、伸びたりしないか。←object-fit:coverなどを設定しておく

②タイトルが2段になった時の行間は適切か。←指示のないところも行間を指定しておく

③内容が多くなった時、見切れないか。←高さを指定しておかない

④高さがバラバラにならないか。←デザイナーさんにどうしたいか確認する

こういった配慮をしておくと、「気の利く人だなー!」と思ってもらえるでしょう。

話しやすさ=依頼のしやすさ

私がよく言われるNo.1がこれです。

「ゆうさんって、本当に話しやすいしお願いしやすい!ぜひまたお願いしたい!」と言っていただけます。

そんな私が意識していることは、笑顔です。

直接会う時もZOOMでも、ニコニコ感じよくしていると、相手も話しやすくなります。

また、案件進行中に途中で仕様が変更または追加が発生した場合なども常に感じよく接するように努めています。

実際、公開前にクライアントさんに確認をしてもらったときに、「ここはもっとこうしてほしいな」と言われたり。よくあるんですよね・・

そんな時、制作会社さんは自分に連絡をしてくるのですが、やはりあちらも言いにくいわけですよ。

そんなときに、「え、でも最初の仕様ではそれは入っていませんでしたし、追加料金いただけます?」とか言いたくなる気持ちも分かりますが、簡単なものなら快く引き受けましょう!!

もちろん、大きな変更や時間がかかるものについては交渉した方がいい場合もありますが、軽微なものについては「全然OKですよ~♪」と余裕をかますと、あちらもホッとしてくれるでしょう。

また、自分のミスを指摘していただく時も同様です。

私も完ぺきではないので、たまにミスした部分の修正をお願いされるときがあります。

その時の態度次第で、たとえミスをしてもプラスの評価に変えることができます。

真摯な態度で聞く、素直に聞く、謝る、すぐやる。それでいて感じよくする。

これを意識すると少なくともマイナスにはなりません。

逆にダメなのは、ブスっとした態度をとることです。

逆切れダメ、絶対!

話しやすい、追加や変更もお願いしやすい、修正も言いやすい、そんな人になれると継続率は必ずアップすると思います。

まとめ

この記事では、フリーランスコーダーが継続して仕事を受注するために大切なたった一つのことについて、私が実際に制作会社さんからよく聞く話を基に、自分の大切にしていること、気を付けていることを書いてみました。

継続案件を頂けるということは、収入の安定にもつながりますし、なにより仕事が楽になります。

是非この内容を実践していただき、心穏やかに過ごせるフリーランスを目指しましょう!

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